dCprG goes on LEVEL XXX「Franz Kafka's South Amerika」tour 2015.07.15 @新宿BLAZEレビュー | 菊地組

2015年7月29日水曜日

dCprG goes on LEVEL XXX「Franz Kafka's South Amerika」tour 2015.07.15 @新宿BLAZEレビュー

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テキスト・写真 : A_Kit
編集 : 菊

Set List
1. Ronald Reagan
2. fkA (Franz Kafka's Amerika)
3. Verse 2
4. Playmate At Hanoi
5. Junta
6. Gondwana Express
7. Immigrant's Animation
8. Catch 22
9. Circle/Line~Hard Core Peace
10. 構造1 (現代呪術の構造) / Structure I La Structure De La Magie Monderne
Encore
11. Duran feat. Dope by Amiri Baraka
 
新宿BLAZE

DCPRG/dCprGが新宿BLAZEでライブをするのは2回目である。 *2012/12/12ライブ記事
 会場では菊地雅章氏のアルバム「ススト」が流れていた。

 日本時間の7月7日、つまり本ライブの1週間と1日前(氏はニューヨーク在住/病院に入院していたため現地時間だと7月6日になる)に亡くなった菊地雅章氏、通称プーさん。

ジャズピアニストの菊地雅章さん死去 75歳:朝日新聞デジタル 2015年7月8日00時34分

 菊地雅章氏はDate Course Pentagon Royal Gardenがカバーしている「Circle/Line」の作曲者である。
 菊地成孔氏は「『Circle/Line』の作曲者であり、このバンド立ち上げの根拠となったプーさんに捧げようと思います」と、今回のライブについて公式ホームページで宣言していた。

MCでマイクを握るスーツ姿の菊地
dCprGの主宰、菊地成孔氏は喪服にカラフルなネクタイとスニーカーを履いて現れた。
 MCで詳しく菊地雅章氏、そして7月8日に亡くなった菊地成孔氏と関係のあったジャズ評論家相倉久人先生への哀悼が語られることはなかったが、その格好から両氏の死を悼む気持ちは伝わってきた。キザでお洒落な菊地成孔氏に珍しく、スーツにシワがついていたのは「相倉先生の葬式に行った格好でライブをしている」ことが原因だったようで、肩は未だ葬式でついた塩でしょっぱかったとのことだ。


moriさん(@kitakitamori)が投稿した写真 -

Members *写真左から
津上研太 (sax)
千住宗臣 (dr)
高井汐人 (sax)
小田朋美 (key)
類家心平 (tp)
アリガス (ba)
大儀見元 (perc)
菊地成孔 (key,cdj,perc)
田中教順 (dr)
大村孝佳 (gt)
坪口昌恭 (key)

 菊地氏とdCprGのメンバーが入場し所定の位置につくと、ドラムの2人、千住宗臣氏と田中教順氏の位置が入れ替わっていた。これまでは、ステージ向かって左(下手)に田中氏、右(上手)に千住氏という配置だったが、この日は下手に千住氏、上手に田中氏の配置だ。位置を入れ替えた理由は、ギターの大村孝佳氏にあるのではないかと筆者は推測する[*注:情報追記]。エレクトリック・マイルスにおけるマイケル・ヘンダーソン。ザッパ・バンドのスティーヴ・ヴァイ。サウンド、技術も勿論だが、あえてジャズ/ポリリズムに精通してないことにこそ、このバンドにおける大村氏の存在意義がある。

あくまで僕の考えの中では “全部が揃わない” 方がいいんですよね。少なくともエレクトリック・マイルスみたいな雰囲気を出したいとしたら、揃わない方がいいんですよ。マイルスはそこが伏魔殿というか、すごく変わってるんですよね。
バンドの中で「リテラシー格差」があった方が70年代マイルスの禍々しい感じっていうのは表出しやすい。理解し合っていないところから毒々しい魔術が生まれるみたいな感じというか。「ウチら全員ザッパが好きなんですよ!」じゃ、そういう感じは出せないんですよね(笑)。
【インタビュー】 DCPRG 菊地成孔 by HMV Online 2011/10/11より引用

 リテラシー格差は魅力を生むが、演奏事故は許されない。とりわけ、今作「Franz Kafka's South Amerika」は「Structure Et Force」以来のかっちりと曲が作りこまれたアルバムである。(例えば、南ではない「Franz Kafka's Amerika」は作曲されたものを演奏するというより、スタジオセッションの編集モノという側面が強い。)アルバム収録曲fkAや、DCPRG/dCprGにとって初となる非菊地/坪口作曲の楽曲等、新譜はどの曲も演奏難易度が高い(DCPRGの元プロデューサー高見一樹氏がアルバム中3曲で作曲家としてクレジットされている)。そこで、自由自在/本能的にリズムを叩き出すタイプの千住氏よりも、理詰めでポリを創出する田中氏を大村氏と近い位置にし、演奏をスムースに進行させるのがこのポジション変更の理由なのではないかと筆者は推測する。(田中氏と大村氏はプライベートでも仲が良く、演奏中もアイコンタクトで進行を確認する場面が何度もあった。)


1. Ronald Reagan
ソロオーダー: 大村孝佳(g)→高井汐人(ts)→類家心平(tp)

 菊地氏のEの音の連打を合図に1曲目の「Ronald Reagan」が始まる。再結成、つまり2010年以降のライブでは「Perfect Days For Jungle Cruise」が1曲目の定番であった。ジャングルクルーズが徐々にフロアを温め、焦らしながら観客のボルテージを上げていくのに対し「Ronald Reagan」は初っ端からバンドもフロアもテンションがマックスだ。同音連打が生み出す混沌としたマルチグルーヴに続きキーボードの小田氏・坪口氏が難解なユニゾンを弾きこなす。そしてホーン・セクションとベースラインがずれているのにずれていない、追いかけ合うテーマに続く。(これはSteve Colemanが提唱するM-BASE派を、菊地氏が追従する者としての因果が含まれているのだろうか?)
Ronald Reaganでソロを演奏中の高井

 テーマが終わるとマルチグルーヴの上でギターの大村氏がソロをとる。今更「メタルなサウンドがこのバンドに云々」なんて言い古されているだろうが、それでもいつ聞いても新鮮で最高に格好良いサウンドだ。そして菊地氏の指揮でバンドが一斉に音を止めると同時に大村氏からテナーサキソフォンの高井氏にソロが引き継がれる。

 バンドが音を止めソロにはいる高井氏、1音目から吹きまくると、会場はヒートアップし、大きな歓声が上がっていた。高井氏のソロが終わると、菊地氏のキーボードによる短いブリッジ(同音連打のパート)を挟んで類家氏にソロが移る。トランペッター類家氏のソロ演奏は常に素晴らしい。この日もエフェクトをかけ、左頬を膨らませながら、期待を裏切らないパフォーマンスで会場を沸かせていた。



2. fkA(Franz Kafka's Amerika)
ソロオーダー: 小田朋美(key)→坪口昌恭(key)→津上研太(ts)(→菊地成孔key)

 Ronald Reaganが終わると、間髪入れずに菊地氏のカウントを合図に難解なベースラインとドラムのイントロが始まった。fkA(Franz Kafka's Amerika)である。そのベースラインの上で小田氏がアルバム通りに、難解なテーマを演奏する。「桁違いに譜面が読めて、キーボードに関してはどんなに難しい曲も弾ける」と菊地氏に言わしめるその実力。そのテーマの途中から大村氏のギターが合流し、キーボードとギターが一糸乱れずにユニゾンする。新体制でのdCprGを象徴するかのような曲/演奏だ。テーマが終わるとそのまま小田氏がソロをとる。所謂根っからのジャズメンとは一味違うソロ、圧倒的な譜面再現・演奏力、性別。菊地氏が標榜する「混血性」をここまで体現しているメンバーがいるだろうか。そんな新しい風をバンドに吹き込んだ小田氏からもう一度テーマを挟み、古株の中核メンバーであるの坪口氏にソロが移る。実はこのソロの入りの時、リズム隊の演奏が一瞬怪しかったのだが、これもライブの醍醐味。動じない坪口氏と瞬時にリカバリーするリズム隊の技術は流石であった。そしてその後にテーマをとるのがサックスの津上研太氏だ。dCprGのホーン隊を束ねるこの男、この難解なリズムの曲を、あたかも単純明快な曲のようにソロをとる。そして転調して曲がクライマックス部に進むと、菊地氏がシンセサイザーでアルペジオを流しながらキーボードでソロをとる。この曲やペペ・ト ルメント・アスカラールの「大天使のように」のようなドラマチックな展開の曲はライブで聴くと本当にテンションがあがる。



3. Verse 2

 fkAの最後の1音が鳴らされると同時に、CDJからは「Verse2」のパーカッションの音が流れ始めた。(本ライブでのVerse2はサンプリングでの演奏であり、大儀見氏のパーカッションや菊地氏がマイクを握った生演奏ではない。)「Franz Kafka's South Amerika」に「featuring William Shakespeare」と付されている理由となったVerse1~3。このVerse2はシェイクスピアのソネット127を引用している。CDJを操作しピッチを変え、発振を交えながら読み上げられるソネット127。「黒こそ美と言うのだ」の部分を執拗にループ演奏すると、フロアから歓声があがった。



4. Playmate At Hanoi
ソロオーダー:津上研太(ts)→類家心平(tp)→小田朋美(key)→坪口昌恭(key)

カウベルでクラーベを奏でる菊地
CDJから流れる「黒こそ美と言うのだ」のフレーズにかぶせるように坪口氏がお馴染みのテーマを弾き始める。Playmate At Hanoiだ。ライブでは定番中の定番のこの曲だが、なんと今回は菊地氏が打楽器を取り出し、演奏をし始めた。ひたすらクラーベを鳴らし続ける菊地氏。新譜からの曲だけでなく、定番の曲にも南米のエッセンスを取り入れたのは意外だった。

 3拍子と4拍子が同時進行するポリリズムに菊地氏の叩き出すクラーベも加わりその上で各々がソロをとるが、特筆すべきは小田氏のキーボードソロだろう。今までのライブでも、決められた譜面の演奏では卓越した能力を見せていた小田氏だったが、今ライブの、特にこのハノイのソロでその類まれなる技術・彼女のソロの魅力が爆発した。DCPRG/dCprGのライブは比較的コアなファンが多く、どのプレーヤーのソロも熱狂的に盛り上がるイメージがあるが、ソロに圧倒されてフロアが少し静かになるのを筆者は初めて観た。



5. Junta
ソロオーダー: 大村孝佳(g)→津上研太(sax)→坪口昌恭(key)

 次の曲はJunta。スペイン語で「軍事政権」の意であり読みは「ユンタ」だ。本ライブで演奏された曲のうち、この Juntaと7曲目のImmigrant's Animationは高見一樹氏が作曲者である。アルバムでは少し難解な印象であったが、ライブで生の演奏を聴くと意外にもすんなりと7拍子で進行していることが身体に入ってくる。長めのイントロ、ホーン隊のセクションのあとソロをとったのは大村氏だ。アルバム収録と同じフレーズでソロにinし入った、さすがの自己再現力だ。(ジャズとメタル、どっちが凄いなどという話をする気はないが、所謂完コピ文化のロック,メタル畑の人はジャズのアドリブを凄いと/逆にジャズ畑の人はロックや歌謡曲の完コピの技術を凄いと感じるそうだ。)津上氏のソロに小田氏、大儀見氏、菊地氏のコーラスが重なる。「the old age black was not counted fair were it bore not beauty's name」こちらも、先ほどのVerse2と同じくシェイクスピアのソネット127からの引用だ。



6. Gondwana Express
ソロオーダー: (坪口昌恭(key)→)津上研太(sax)→坪口昌恭(key)→類家心平(tp)→小田朋美(key)×坪口昌恭(key)(→坪口昌恭(key))

ボコーダーやペダルも駆使してソロをとる坪口
コーラスでJuntaの演奏を終えると、菊地氏のカウントを合図に2台のドラムが疾走感のあるビートを叩き出す。このGondwana Expressはまさに「坪口無双」な演奏であった。一聴ではアドリブソロだと思ってしまう坪口氏の猛烈なテーマ(アルバムや前回のライブでも演奏されているので書き譜のテーマである)の後に、アリガス氏のベースがウォーキングしdCprG風4ビートの上で津上氏がソロをとる。Ronald Reaganのテーマがここでも演奏され、その後また坪口氏のソロに移行する。ボコーダーも駆使し、やりたい放題のソロだ。




7. Immigrant's Animation
ソロオーダー: 大村孝佳(g)→類家心平(tp)

弾きまくる大村
大村氏のギターリフで演奏が開始された次の曲はImmigrant's Animation、邦題は「移民アニメ」だ。7拍子を3連符で割りまくった複雑なギターリフを涼しい顔で弾く大村氏の上に小田氏と菊地氏のコーラスが乗る。「gods, will give us. some faults to make us men」「light, seeking light, doth light of light beguile and beguile」やはりこれもシェイクスピアの引用で前者はAntony And Cleopataから、後者はLove's Labour's Lostからの引用である。この曲でも大村氏のギターソロはキレキレだ。高見氏が作曲した曲は大村氏のギターと非常に相性が良いように感じる。

 類家氏のソロから曲の終盤に向かう際は、坪口氏と小田氏がアイコンタクトを交わし、これも複雑そうなキーボードのユニゾンリフを演奏してバンド全体に終演を知らせる。この曲に限らず、今までより菊地氏のコンダクトで曲が進む場面が減り、予め決められた流れにそってプレーヤーが曲を展開させていく場面が増えた気がする。


8. Catch 22
ソロオーダー: 類家心平(tp)→小田朋美(key)→(千住宗臣(d)→)大村孝佳(g)(→千住宗臣(d))

 坪口氏が奏でるスペイシーなシンセサウンドの上でトランペッター類家氏がソロを吹いて曲が開始。菊地氏の指示でバンドインするが、またキュー出しでバンドをストップさせ類家氏の独壇場に。Catch22だ。類家氏のエフェクトを駆使したトランペットが観客のボルテージをあげ、バンドが織り出すマルチグルーヴがフロアを各々のタイムで揺らし出す。ソロが小田氏に移ると、アリガス氏がフィルターを通したスラップでバンドを引っ張り、ホーン隊もコンダクトを合図に不協和音を奏でる。千住氏のドラムがトリガーとなりBPMが早くなり、いつものCatch22かと思いきや、この曲でも菊地氏は打楽器を叩きだした。バンドをストップさせ、自らのカウベルソロを披露するなど、遊びココロたっぷりにCatch22に南米のスパイスをふりかける菊地氏。最後は「気を失いそうになった」と菊地氏がMCで語るほどの圧巻のドラムソロを千住氏が披露し、曲は終わった。



9. Circle/Line~Hard Core Peace
ソロオーダー: 高井汐人(sax)→坪口昌恭(key)→大村孝佳(g)→(ここからHard Core Peace)大儀見元(per)×田中教順(d)→坪口昌恭(key)

 Catch22の千住氏のoutroのドラムソロの最後の1音と同時に菊地氏がCDJでスロウなナンバーを流す。活動中断前までのライブを想起させる少し懐かしい演出だ。
 CDJのプレイが終わりCircle/Lineの演奏が始まった瞬間にフロアからは大きな歓声があがった。「『サークル/ライン』」の作曲者であり、このバンド立ち上げの根拠となったプーさんに捧げようと思います」とアナウンスされた今回のツアー。筆者だけなのか、フロア全体がそうだったのか、この曲が始まった瞬間、異常な期待感が体中に充満して気分が悪くなりそうになった。訃報に際しポジティブな言葉を使うのはあまり良いことではないが、今回を逃したら/この日演奏されなかったら恐らく一生聴けないであろう、あの名曲のことを考えると......いや、考えていたはずだがそれすら興奮であまり覚えていない。もろもろの状況から予感はあった。プーさんは死に、ライブ当日の朝、安保は強行採決された。開演前、高井氏のツイッターでも仄めかされていた「懐かしのネタ」とは恐らくこのことだろう。
パーカッションとドラムのソリになったとき、予感が確信に変わった。「来る来る来る来る!」と卒倒しそうになりながら7拍子に踊らされ続ける。「割れんばかり」という比喩があるが、坪口氏がHard Core Peaceのイントロを弾き始めた時、観客のうち何人かは歓声で鼓膜が破れていたかもしれない。
 Hard Core Peaceが演奏されるのはいつぶりだろう。ネット等で検索する限り、おそらく2011年以来の演奏ではないだろうか。4年間待たされた衆の興奮ぶりの凄まじさは五輪やW杯で皆さんご存知の事でしょう。
ステージからフロアを煽る坪口

 Hard Core Peaceのテーマから坪口氏のキーボードソロに移ると、その興奮しきったフロアを坪口氏が更に煽る煽る。坪口氏はショルダーキーを抱えてステージ前方に出てきた。
坪口氏は1小節フレーズを弾いてはフロアにコール&レスポンスを求めるような素振りをみせる。しかし、極限まで興奮したフロアからはフレーズを口ずさむレスポンスではなく、ものすごい歓声が返って来る。苦笑いしつつ演奏を続ける坪口氏。
 筆者自身もわけがわからなくなるほど興奮し、気づいた時にはHard Core Peaceの最後のユニゾンが演奏されていた。楽しい時間はあっという間だな等と思いつつ、曲が終わるとこの日一番の歓声がライブ会場を包んだ。すさまじい盛り上がりだったため、てっきりこの曲がアンコール前最後の曲かと思ったが、すぐにアリガス氏があのベースラインを弾き始めた。



10. 構造1(現代呪術の構造) / Structure I La Structure De La Magie Monderne
ソロオーダー: 津上研太(sax)→小田朋美(key)→千住宗臣(dr)×田中教順(dr)

 Circle/Line~Hard Core Peaceの興奮冷めやらぬ中、構造1が始まった。この曲では田中教順氏のドラムプレイが冴え渡っていた。4拍子と5拍子が同時進行するこの曲、定番の人気曲だが、サックスのソロが始まると、田中氏はまるで違う時間軸で演奏されているかのようなリズムをぶち込んできた。この田中氏のブッコミに大儀見氏を始めメンバーが楽しそうに、イタズラっぽく笑っていた。このメンバー間の演奏中の喜び、ブッコミのイタズラ感はやはりジャズなんだなあ、と思ったりもした。

退場のまぎわに固く握手を交わす菊地と坪口
ドラムのアウトロが終わると同時にCDJでカントリブルース風のナンバーをプレイする菊地氏。

この後、フロアからのアンコールに応え再びステージに登場したdCprGの面々。そのMCの内容とアンコールのDuran feat Dope by Amiri Barakaまで全て書くのは無粋というものだろうか。
「俺自身は本当に大したことがないが、仲間に恵まれた。これは、どういうことかというと大した料理の出来ないシェフの店にものすごい食材がバンバンバンバンやってくるようなもの。これはしょうがないよね、美味しいものができちゃうんだから。」と語った主宰・シェフ菊地成孔。新曲のみならず、既存の曲にも南米のフレーバーを加え、新宿を熱狂させた菊地氏だが、来る22日名古屋・CLUB QUATTRO、23日大阪・umeda AKASOではマーティ・フリードマン氏がdCprGにジョインする。このあまりにも異形であまりにも豪華な食材を、菊地氏はどう調理するのか、非常に楽しみである。




テキスト 2015.07.19 A_Kit


dCprG goes on LEVEL XXX tour実況&レポート #denpa954 - NAVER まとめ
ruike's blog 2015.07.24 dCprG tour
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